金閣寺、龍安寺、清水寺(旅行記3)
北野の天神さんを後にして、金閣寺へ。
どこに行かなきゃいけないってわけじゃないんですが、地理的に近いとこを集中して行ってみようと。
金閣寺は補修工事に当たることが多いので今回はチャンスでした。
外国の方がとても多かった。そりゃそうだ、日本の建築物の中でもひときわ異彩を放ちますもんねぇ。
これは足利三代将軍、義満の権勢を示す建物です。
一番下に寝殿造(貴族建築)この階だけはあえて金箔を貼っていない。
その上に書院造(武家建築)
さらにその上は中華風(明風)
てっぺんには天子(いわば中華皇帝)のもとに現れるという鳳凰。
義満の権力に対する思想が表されています。
諸説はあろうと思われますが、私は井沢元彦の「逆説の日本史」シリーズの愛読者です。
目からウロコで面白いんです、歴史ってミステリーなの。
そして龍安寺へ。
枯山水の石庭がもちろん有名なのでしょうが、
全体が心地よい広い庭園です。
一人ならここで半日過ごしたい。
財力が文化を育てるんだなぁ…と身も蓋もないことを思います。
こっちの緑のほうもたいがい好きです。
それから少し離れた清水寺に向かいます。
午後3時くらいかしら…タクシーで向かいましたが
目的地に近づくに連れて大渋滞。
離れたところから歩きに変更です。
清水寺って夕陽を浴びる図がキレイですよね。
皆さん考えることは同じようですごい混みよう。
ただ舞台はメンテナンス中、カバーかかってました。