意識して避けていた。
意識的に避けていたんです…
良い作品なのだろうと想像していましたが
あの感じは堪え難いことは目に見えていた。
「この世界の片隅に」のアニメ映画です。
こうの史代氏のことは当然知っていました。
「夕凪の街桜の国」は広島で買って今でも大事に持っている。
誤解を恐れず言うならば、私は彼女の作品がなにより一番怖い。
"胸に刺さる"なんて表現では生温い。
"胸に大きな風穴が開けられる"ような痛みが走るのです。
私のイデオロギーを言うならば、ずいぶん右派なのだろう。
が、それがいったいどうした…と消し飛んでしまうほど
作品としての力が強い。
市井の人々のささやかなな暮らしは…
あぁ、なんにも言葉が続かない。
続かない。